「貯金をしたい」「節約したい」と思っている方の中には、家計簿ってつけた方がいいの?と悩んでいる方もいると思います。
「家計簿をつければ節約の役に立ちそうだけど、めんどくさい」と思っている方も多くいると思います。
私は結婚するまで家計簿をつけたことはありませんでした。
気になった時に口座や財布の中を確認して、自分の使ったお金を大雑把に把握しているだけでした。
しかし、結婚を機に節約のためにアプリを使って家計簿をつけ始めることにしました。
今では家計簿は私の節約生活を支えてくれています。
今回は、家計簿をつけることで何が変わったのか、どうして家計簿が節約の役に立つのかなど私が家計簿をつけ始めて感じたことをお話していきたいと思います。
家計簿をつけ始めて変わったこと【メリット・デメリット】
家計簿のメリット
家計簿をつけて良かったことは…
①実際に自分が使っているお金の額を把握できるようになった
②家計の振り返りができるようになった
③節約が楽しくなった
④夫婦で家計を共有することで無駄遣いがなくなった
ということです。
それぞれ詳しくお話していきます。
①実際に自分が使っているお金の額を把握できるようになった
これって節約には大事ですよね。
私は独身時代全く自分のお金の管理が出来ていませんでした。
財布にお金が少なくなってきたらその都度おろして使う…というのを繰り返していました。
何に使ったか覚えてないけど財布のお金が減っているということがよくありました。
しかし家計簿を付けると何にいくら使ったのかが一目瞭然!(当たり前ですよね!笑)
不透明な支出がなくなりました。
何にいくら使っているか分からなければ節約のしようがないですよね。
家計簿をつけお金の管理が出来るようになって、節約への一歩を踏み出すことが出来ました。
②振り返りができるようになった
毎月毎月家計簿をつけていると「食費は〇万円くらい」とだいたいの目安が見えてきます。
そして「先月に比べて〇万円も食費が多いけどなんでだろう?」と振り返り少しずつ改善していくことができます。
またネットで「夫婦2人暮らしの支出の平均値」などと調べてみてもいいと思います。
家計簿をつけることで、過去の自分たちや平均値などと比べることができ、何をどう改善していけば節約できるかを振り返りながら考えることが出来るようになりました。
③節約が楽しくなった
個人的にはこの「節約が楽しくなった」ことが家計簿をつけ始めてよかったなと思った一番の理由です。
家計簿をつけ始める前は
・お金の流れをいちいち書くなんてめんどくさい
・お金を管理するって生活を縛られているようで窮屈
と家計簿に対してネガティブなイメージしかありませんでした。
確かに最初は家計簿をつけるということに慣れていないので、アプリに入力するだけなのにそれすらもめんどくさいと感じていました。
しかし徐々に履歴が増え始めるとそれを眺めるのが楽しくなりました。
そして2ヶ月3ヶ月と過ぎていくと「この項目は減らせた」「この項目はちょっと使いすぎた」など前の月と比べるのがなんだかゲームみたいで楽しくなってきました。
節約を頑張れば数字で結果を感じることができ、努力を認めてもらえるようでうれしい気持ちになりました。
このようにお金の流れを見える化することで節約に対するモチベーションが格段にアップしました。
④夫婦で家計を共有することで無駄遣いがなくなった
私たち夫婦は2人で一つの家計簿アプリのアカウントを作って、それぞれのスマホからログイン出来るようにしています。
旦那が食材の買い物をするということもあるので、自分が買ったものは各自で家計簿アプリで入力するようにしています。
同じ家計簿を共有しているので、私がいついくら使ったのかも全て旦那が把握しています。
そのおかげで、何か衝動買いしそうになった時も「これ買ったら旦那はどう思うかな?」と一歩踏みとどまれるようになりました。
こうやって聞くと「お互いが監視されていて窮屈じゃない?」と感じる方もいるかもしれません。
私たち夫婦はお小遣いをそれぞれもらっています。
その中で自由にお金を使うことができるので、窮屈に感じることはありません。
また、それぞれ独身時代にためていた貯金もあるので、どうしても欲しいものがあればそこから買うこともできます。
あまりにも2人でがちがちに管理しすぎると窮屈になって節約も苦痛になると思ったので、2人で話し合ってある程度自由に使えるお金を作ることにしました。
そのおかげで、しっかり夫婦で家計を管理しながらも楽しみながら節約が出来ています。
家計簿のデメリット
正直家計簿をつけるデメリットは…ほとんどないと思います!
しいて言うと
①買い物のたびにレシートをもらわなきゃいけないのでめんどくさい
②継続し続けなければならない
という点でしょうか?
①買い物のたびにレシートをもらわなきゃいけないのでめんどくさい
レシートをもらい忘れたり紛失したりすると正確にお金の管理が出来なくなってしまいます。
レシートをもらえないお店があったりすると、その金額を正確に覚えておく必要が出てきてしまいます。
しかし、私はレシートがもらえないところは忘れないようにその場で家計簿アプリに入力しています。
また、家に帰ったらすぐにレシートをスキャンしてアプリに取り込んでいます。
アプリを使えば簡単に入力が出来るので、私はそれほどめんどうには感じていません。
②継続し続けなければならない
家計は基本的にずっと管理していくものなので、家計簿はつけ続けなければなりません。
でないと、先月との比較や他人との比較も出来ないので、節約のための家計の見直しもできませんよね。
これをめんどくさいと考える人もいると思います。
しかし私は「メリット」でも話したように、履歴を積み上げることに楽しさを感じているので、つけ続けなければならないことに今のところめんどくささを感じていません。
まとめ:家計簿をつけて節約を楽しもう
家計簿をつけてお金の管理をきっちりすることは、確かにめんどくさいかもしれません。
しかし、家計簿をつけることによって私は楽しく節約ができるようになりました。
節約のためにいかに楽しく家計簿をつけられるか、めんどくさいをやってみように変えられるか、自分なりに方法を探していく必要があると思います。
私は、家計簿をつけることがちょっとしたゲームのような感覚になり楽しくつけることができています。
めんどくさいと思っている方でも、一歩踏み出すと何か楽しさを見つけられるかもしれません。
節約したいと思っている方は、まずは1ヶ月家計簿をつけてみてはいかがですか?