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仕事

「ホワイト企業」なのに辞めたい?入社半年で辞めた私が思うこと

ホワイト企業を辞めたい?

フリーランス主婦のみゆです。

私はフリーランスになる前

・残業は少なめ&残業してもしっかり残業代がもらえる

・有給休暇が取得できる

・教育体制が整っている

・頑張りが評価され特別賞与がもらえる

・活躍している女性が多い

とどちらかと言えば「ホワイト企業」と言われる会社で働いていました。

しかし入社してわずか半年ほどで退職しました。

会社の同世代の人たちとはプライベートでも仲良くしていたし、社内でいじめられてたわけでもありません。

こんな良い会社半年で辞めるなんて世間的に見たら「もったいない」と思われると思います。

しかし私はその会社で働くことが本当に苦しくて…どうしても耐え切れず辞めてしまいました。

今、私は「ホワイト企業」を辞めたことを後悔していません。

この記事では、私が「ホワイト企業」を辞めた理由と「ホワイト企業」を辞めても良かったと思っている理由についてお話していきたいと思います。

「ホワイト企業」を辞めることを推奨するわけではありませんが、「ホワイト企業」なのに辞めたい…と悩んでいる方が今後を考えるのに少しでも参考になればと思います。

私が「ホワイト企業」を辞めた理由

1 一緒に働く人と合わなかった

同僚

仕事内容より私は「誰と一緒に働くか」が大切だと思っています。

決して「ホワイト企業」で一緒に働いている人が嫌な人だったわけではありません。

みんな私とも仲良くしてくれてとっても良い人ばかりでした。

しかしみんなが良い人すぎて「私も良い人でいなきゃ」ととっても苦しかったんです。

プライベートでもみんなと遊びに行ったりしていたのですが、なんか気を遣ってしまって本音で話せていない感じがずっとしていました。

たぶん気を遣ってしまっていたのは、単純に相性が悪かっただけだと思います。

会社内でもなんだか上辺だけの会話な気がして…本当に仲良くなれる気がしませんでした。

私が「ホワイト企業」なのに辞めたくなったのは、「一緒に働いている人との相性が悪かった」のが一つの理由です。

2 商品が好きになれなかった

サービス

私が勤めていた「ホワイト企業」は、商品というかあるサービスを売っていたのですが、私はそのサービスがどうしても好きになれませんでした。

私はそのサービスをPRする部署にいたのですが、自分がPRしてお客さんがそのサービスを選んでくれても「嬉しい」という気持ちになれませんでした。

どうしてもそのサービスが、お客様のためだったり社会の役に立っているとは思えなかったのです。

自分の売っているサービスが好きじゃなかったために、PRするという仕事にやりがいを感じることが出来ていませんでした。

私は、ずっと一緒に働いている人さえ良ければ楽しく仕事をしていけると思っていました。

しかし、「ホワイト企業」を辞めた経験から、自分の仕事が誰かの役に立っているという実感が持てることも私にとっては働く上で大切だと気づくことができました。

3 自分に自信がなかった

自信がない

私は、もともと自分に自信があるタイプではなかったのですが「ホワイト企業」に入ってさらに自信を無くしてしまいました。

その原因は「1一緒に働く人と合わなかった」の中でもお話ししたのですが「ホワイト企業」の人はみんな良い人だったからです。

良い人で仕事が出来る人が多かったので、丁寧に教えてくれているのに言われたことが出来ない自分に、どんどん自信を無くしていきました。

言われた仕事が思うように出来ない私にも、先輩はどうしたら出来るようになるのかを一緒に考えてくれました。

それが余計にプレッシャーになって「自分はこの会社にとってただのお荷物だ」とどんどん自信を無くしていってしまいました。

こうなるともうネガティブな感情が無限ループになってしまって、「何をやってもうまくいかない→自信を無くす」というのを繰り返し、ストレスがどんどん溜まっていってしまっていました。

「ホワイト企業」を辞めて良かった?

ホワイト企業をやめてよかった

私は「ホワイト企業」を辞めて1年以上経過しましたが、結果として辞めて良かったなと思います。

「ホワイト企業」に勤めているときは、本当に辛くて休みの日も仕事のことを思い出しては憂鬱な気分になっていました。

仕事はもちろんのこと仕事以外の時間も全然楽しめずにいました。

しかし「ホワイト企業」を辞めてからは、毎日ストレスもなく過ごせるようになりました。

ありがたいことに次の仕事も見つかり、楽しく仕事が出来ています!

あの時「ホワイト企業」なのに辞めてしまっていいのか、とってもとっても悩みましたが「辞めてよかったな」と今では思っています。

しかしそう思えるのは私がたまたま

・辞めてもある程度生きていける貯金があった

・ある企業に声を掛けてもらいすぐにフリーランスとして働けた

という好条件が重なったからだと思っています。

無計画に辞めて、収入がなくなり生活が苦しくなるのは、さらにストレスを溜めることになってしまうかもしれません。

(無計画に辞めた私が言えることではありませんが…)

まとめ:「ホワイト企業」かどうかは重要ではない

ホワイト企業かブラック企業か

私は「ホワイト企業」を辞めた経験を経て、客観的な「ホワイト企業」「ブラック企業」という評価よりも、自分に合う企業を見つけることが大切だと思いました。

私は以前こちらの記事【「ブラック企業」は辞めるべき?「ブラック企業」で働いて良かったことでお話ししたように、「ブラック企業」だったからこそ得られたものも多くありました。

逆に私は「ホワイト企業」を半年で辞めてしまいました。

しかし「ホワイト企業」だったからダメだったわけではありません。

私にはこの企業が合わなかっただけです。

「ホワイト企業」なのに辞めたいと思うなんて…と悩んでいるみなさん!

「ホワイト企業」だって自分に合わないこともあります。

「ホワイト企業」「ブラック企業」という言葉にとらわれず、一度自分はどんな働き方がしたいか考えてみてください。

ただ「ホワイト企業」が合わなくて辞めたからといって、すぐに自分に合った企業が見つかる保証はありません。

私は無計画に辞めてたまたまフリーランスになれましたが、リスクの高いことをしたなと今となっては恐ろしく思います。

みなさんはしっかりと計画を立てて、自分に合った企業や働き方を見つけてみてくださいね。