映像制作フリーランス主婦のみゆです。
私は現在フリーランス2年目なのですが、フリーランスとして本格的に活動をはじめて1ヶ月目から大卒の初任給ほどの収入を得ることが出来ています。
フリーランスを目指している方の中には、フリーランスってどれくらい稼げるんだろうと不安に思っている方も多くいると思います。
今回は、私がフリーランス1年目から生活に困らない程度に稼げた理由を自分なりに分析したので公開したいと思います。
フリーランスといっても業種が違えば環境も全く違うし、スキルの度合いも違います。
ですので、私のやり方が正しいとも思わないし、同じようにやれば生活に困らない程度稼げるのかと言われればそうではないと思います。
しかしこれは私がフリーランスになってからのリアルな経験です。
「自分にはこのやり方は合わないな」とか「そんな風にはしたくないな」とネガティブな感想でも構いません。
何かひとつだけでも良いので参考にしていただけたら嬉しいです。
フリーランス初月から稼げた5つの理由
①前職での人間関係を良好に保っていた
ここで言いたいことは、単純に「コネ」があったということです。
「コネ」というとなんだかちょっと嫌な印象を受ける人がいるかもしれません…。
しかしここが一番重要だと私は思っています。
今私が毎月固定で受けている2つの仕事は2つとも前職からの「コネ」でいただいたものです。
そして、これから新たに始まる仕事も「コネ」でいただいたものです。
今私が毎月固定で受けている仕事の内訳は…
①前職の職場から直接受けているもの
②前職の同僚が紹介してくれた方から受けているもの
③前職の同僚が退職後、起業しその会社から受けているもの
とこんな感じで全ての仕事を前職の関係者からいただいてます。
前職の繋がりで本当にたくさんの仕事をいただけるので、人間関係を良好に保っていてよかったと思っています。
②多少のスキルがあった
私は約6年、本当に小さな放送局で映像制作の仕事をしていました。
そのため普通に映像が作れるくらいのスキルはありました。
しかし映像業界の中での私のスキルレベルは…「下の上」くらいだと思います。
だいぶ低いですよね…笑
でもこれくらいのスキルでも私は大卒の初任給ぐらいの収入をキープしています。
それは、私がたまたま良いクライアントに出会えて毎月固定の仕事をもらえているからです。
フリーランスで稼いでいくにはとびぬけたスキルがないといけないと思っていました。
もちろんスキル0では難しいとは思いますが、実際にフリーランスになってみて、スキルを持つことだけが重要ではないということを知ることが出来ました。
③分かりやすい実績があった
私は、放送局にいたので「こんな番組作ってました」とクライアントに示す明確な実績がありました。
これによってクライアントに私がどんな仕事をしてきてのか伝えることが出来、スムーズに仕事を受注することが出来ました。
フリーランスだと自分のポートフォリオ(作品集)を作る人も多いと思います。
いくらスキルがあっても、それを示すものがなければクライアントに自分を売り込むことが出来ません。
(スキルがあまりない私でも明確にスキルを示す実績があったので、私のスキルに合った仕事をいただくことが出来ています。)
実績があればクライアントにも安心感を与えることができ、仕事を受注しやすくなります。
今の職種でフリーランスになろうと考えている方には、どんどん人に見られるような実績を作ることをおすすめします!
実績があればあるほどより良い仕事がもらえるということを実感しています。
④仕事を選ばない
フリーランスになりたての頃は特に、単価の安い仕事の依頼も多くありました。
しかし、私はどんな仕事でも「スキル的に出来ないな」と思うもの以外は全て受けるようにしていました。
本来ならば、フリーランスになる前に準備として
【市場単価を調査→自分のスキルレベルを客観的に確認→作業単価を細かく決める】
としっかり単価を決めといた方が自分の希望にあった仕事がいただけるかもしれません。
しかし、私は何の準備もなくフリーランスになってしまったので、言われた単価のままで仕事をしていました。
でも結果的には安い単価の仕事を受けといてよかったなと今では思っています。
安い単価の仕事の値段を上げてもらえるというのはなかなかないのですが、別の単価のよい仕事の話をいただけることが多くあります。
また、安い単価の仕事でも固定でいただけることで、収入0になることは防ぐことが出来ます。
そういった意味で私はどんな仕事でも受けておいてよかったなと思っています。
⑤仕事をいただいてることに感謝して丁寧に仕事する
「感謝して丁寧に仕事をする」って当たり前のように感じるかもしれませんが、結構出来てない人が多いように感じています。
私は単価がいくら安くても、自分の出来ることを全力でぶつけて丁寧に仕事をするように心がけています。
丁寧に仕事をしているとその仕事を評価されたり、感謝してもらえたりします。
丁寧にしていても誰も気づかないんじゃないか…と思うかもしれませんが、見てくれている人は必ずいます。本当に。
「あなたの頑張る姿は誰かが必ず見てくれている」ってなんだかどこかで聞いたことあるようなフレーズですが…笑
ありがたいことに私の仕事ぶりも評価してもらえて、いろんな形で仕事の話をいただけるようになりました。
それに丁寧に仕事することは、もし誰も見ていなかったとしても自分のスキルアップに繋がります。
単価が安くてもきちんと仕事をするということは、今稼ぐことに直接繋がらなくても損になることはないと実感しています。
まとめ:フリーランスとして稼ぐには、スキルより人間性が大事!
フリーランスというとどうしてもスキル面に目が行きがちです。
しかし、私が実際にフリーランスとして仕事をしてみて感じたことは、クライアントはスキル以上にその人の人間性を見ていることが多いということです。
逆の立場になって考えてみると確かにそうですよね。
いくらスキルがすごくても、人として信頼できる人じゃないとお金を払いたくないですよね。
スキルを身に付けないとフリーランスとしてやっていけない業界もたくさんあると思います。
しかしフリーランスとして仕事をしてみて、スキルと同時に人間的にも磨かないと仕事をもらうことは出来ないということを学ぶことが出来ました。
私はまだまだフリーランスとして成長していきたいと思っています。
この記事が少しでもみなさんの役に立って一緒に成長していけたら嬉しいです!